2021年は僕にとって大きな出来事がいくつかありました。
それらについて振り返ります。
最愛のハムスター「なす」とのお別れ
飼っていたハムスター"なす"の話に詳細は書きましたが、僕たち家族にとってアイドル的存在だった「なす」が亡くなりました。
僕は子どもの頃に飼っていたビーグルと柴犬の雑種「ポッケ」という家族を亡くしたことは過去にありました。
しかし経済的に、立場的に家族を支える側として失うことは今回が初めてでした。
「なす」への対応は最善は尽くしましたが、十分ではなかったように思います。
僕はありとあらゆることで、最善を尽くしているつもりですが、いつも十分に届きません。
妻に話すと「あなたは十分愛していた」と止められるので本音は言えませんが、十分じゃなかった。
長生きすることがすべてではないと思いますが、悔いが残っています。
本当にかわいい子だったので、もっともっと長い時間、愛してあげたかったです。
マネージャーへの昇格
2019年に「#わたしの振り返り」というnoteを書きました。
その年に現在の会社に入り、チームリーダーとなり、目標が大幅にショートしてリストラもあり・・・と、今思えば一番大変な時期を過ごしていました。
2020年の目標として
「チームメンバーだけは守れるようになります。その為に勉強します。」
・・・と立てていましたが、小さな花が咲いたようで2021年はマネージャーに昇格しました。
自分より上の役職は残すところ役員だけですが、これはポジションが空いていないのなれそうにないです。
弊社は「新しいポジションの仕事がやれるようになるまで昇格させない」という抜擢人事とは真逆のスタイルです。
そのため、昇格前から準備はしていたので、マネージャーになったからといって忙しくなったということはありません。
ただ少しばかり大変なのは、元々同じチームだったメンバーと、新しく担当することになったチームのメンバーとでは文化が異なるというところ。
こればかりは役職が変わるまでは越権行為になるため、着手できませんでした。
彼ら彼女らの気持ちを考えれば少しずつ変えなきゃいけないというのは分かっていますが、自称ベンチャーなのに少しずつでいいのか?という葛藤があります。
マネジメントは本も読んでいますが、今のところ繰り返し性はもちろんのこと、再現性もある分野だとは思えないので、試行錯誤を楽しみます。
なお、今年読んで面白かった本はこちらでまとめます。
最愛の娘の誕生するまで
2021年9月9日に娘が生まれました。
妻とは新卒で東京で就職した年に出会い、以降ずっと一緒にいます。
付き合った当初から、過度なダイエットの影響からか、薬を飲まないと生理がこない状態でした。
「いつかはくるだろう」と考えていたら時が過ぎ、改善しないまま2019年に結婚しました。
僕は兄弟がいないため本当は「このままだったらどうしよう」と思っており、不妊治療や養子も検討していました。
不妊は具体的な原因の特定ができない病気です。
大体は何かしらのストレスだと言われますが、幅が広すぎるだろうといつも思っていました。
また解決策も曖昧なものばかりという、とても厄介なものです。
妻の場合は、2020年の夏頃に妻が前職のストレスから仕事をやめ、精神面の治療に着手した時期から好転しました。
ただ、あくまでも目的は精神面の治療であり、不妊治療のためではりません。
たまたまその時期が重なっただけだと思いますので、万が一不妊に悩まれていたとしても、不妊治療のために精神治療をするということはされないようにお願いします。
人間は、何かと原因を特定したがる生き物です。
相関関係も因果関係もあるか分からないにも関わらず「これが原因だ」と思い込みたい性を認知した上で読んでください。
繰り返しますが、これをやったから治ったというわけではありません。
僕は妻ではないので、妻の気持ちを100%理解することはできません。
ですが、僕だったら仕事を辞めればストレスは減ると思います。
またプロに対話をしてもらうことで、ストレスの捌け口になるかもしれませんし、自分自身の状態をメタ認知することができるかもしれません。
そういったものが、ストレスという抽象的なものを減らし、好転のきっかけをてくれたのかもしれません。
生理がきたからといって、すぐに妊娠しても大丈夫なのだろうか?という葛藤もありました。
子どもに障がいがあった場合、自分に育てられるのだろうかという答えを即答できなかったのです。
とはいえ、またいつ生理がこなくなるかも分からないですし、年齢的に今年29歳となることを考え、先延ばしの選択肢は除外。
冬に妊娠が分かってからは、細心の注意を払いながら暮らして、無事に生まれてくれました。
なお、障がいについては、テレビでパラリンピックをみたことで考え方は大きく変わりました。
開催にあたり賛否両論があったと思いますが、僕の人生に大きな影響を与えてくれたアスリートの方々には感謝しています。
娘が生まれたことによる習慣の変化
正確には娘が生まれる少し前から、習慣に変化が生まれました。
まず、ウォーキングの習慣ができました。
弊社はフルリモートワークなのですが、1日に100歩も歩かなくなっていたのです。
結果的に体重が79kgまで増加していました。
自分の健康管理すらできず、娘が恥ずかしいと思う父親にはなりたくない。
そう思い、7月末からウォーキングをはじめ、現在は72kgとなりました。
ウォーキングをするようになると、色々なことの記録を付ける習慣ができました。
朝晩の愛犬の散歩
食事の回数、外食先、アルコール摂取量、歯磨きの回数
運動、歩数、体重
起床時間、就寝時間、睡眠時間
始業時間、終業時間
1日の満足度、スマホ利用時間
英語の勉強、読書
サッカーをみたか、アウトプットをしたか
・・・といったことを記録しています。
習慣や記録については、いま最も興味がある分野なので、どのように、何を使ってやっているのかは、また別記事でまとめたいと思います。
実践、習慣、記録の積み重ねで、娘が物心つく頃に父親を誇らしいと思ってもらえること。
これを目標に中長期に取り組んでいます。
来年の目標
来年の目標はワークライフバランスの確立です。
これは僕だけではなく、少なくとも一緒に働くメンバーについても同様。
僕にとってのワークライフバランスは「家族が誇れる父親、また息子であること」を満たす生活を指します。
- やりがいを感じられる仕事
- フルリモートに適した働き方の構築する
- 自分がやりたいと思った時間働く
- 家族との時間を大切にする
- 愛犬の散歩をする
- よく家族と話す
- 土日の家族サービスを欠かさない
- 健康的な生活
- 6時起床、22時就寝
- 1日3回の食事をとる
- 適度な運動をする
- 趣味の充実した生活
- 継続してスタジアムへ足を運ぶ
- よく本を読む
- ライブハウス、フェスにいく
フルリモートの良さを「通勤時間がないこと」や「誰にも監視されないこと」だけで終わらせたくありません。
また「やりたくないのに残業時間を増やすこと」や「残業時間を減らすためにやりたくても仕事ができない」という状態も避けたいです。
家族との時間を「同じ空間にいる」とするとフルリモート環境下のため、簡単に満たせますが、「同じ空間」にいても「同じ時間」を過ごしていなければ意味がないと思います。
僕から能動的に関わりを持ち続けたいです。
健康的な生活は絶対にしたい。
そもそも健康的な生活ができていたのか、いなかったのかに興味があります。
また、健康的な生活を1年間続けたことで、何がどのように変わるのかも気になっています。
趣味の充実は、最もハードルが高いです。
やはり娘が生まれたことで、自分の時間は確実に減りました。
これは「タスクシュート時間術」を取り入れたことで、無駄な時間をカットできるようになり趣味の時間をあてられるようになってきたので、これもまた別記事にまとめたいです。
以上、2021年を振り返るでした。
今年も残りわずかですが、引き続きよろしくお願いいたします。
最後に、今年1年間を通して、多忙にも関わらずあらゆる面で支援をしてくださったwindtoshさん、本当にありがとうございました。